選書コメント
大酒飲みで有名な詩人が書いた食にまつわるあれこれ。最近この人の飲んだお酒の総量を資料を読み解いて研究している人がいると知り、240日間で最低でも日本酒約562合、ビール約93本、ウイスキー約110杯飲んでいたとのことで大変豪快に笑いました。目次を眺めるだけでも、ビールを買って、おつまみ何にしよ、と思うときのような高揚があります。
くどうれいん
作家。1994年生まれ。俳句短歌は工藤玲音名義。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『虎のたましい人魚の涙』(講談社)、絵本『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)など。初の中編小説『氷柱の声』で第165回芥川賞候補に。
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フヅクエ文庫とは
誰かにとって大切な本が、また別の誰かにとって大切な本になったらいい。さまざまな選者による、忘れがたい一冊を集めた選書シリーズです。寄せられたコメントに導かれて、思いも寄らない本との出会いをお楽しみください。
書籍の販売価格について
定価 1~499円 →販売価格 500円(税込550円)
定価 500~999円 →販売価格 1000円(税込1100円)
定価 1000~1499円 →販売価格 1500円(税込1650円)
定価 1500~1999円 →販売価格 2000円(税込2200円)