
その本を読むためだけに用意された、贅沢で最高の読書時間——
「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただただ読む、という読書会です。
この読書会では、参加者同士が本について語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。
参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。
今回は再開後初めての西荻窪開催となります。店主岸本さんからのメッセージはこちら。
「八咫烏シリーズ」の最新刊、『亡霊の烏』が3月26日に発売になります。
シリーズ第2部の5巻目です。『楽園の烏』刊行から早3年、ようやく時が進みだす、とのことですが、みなさま地獄を見る覚悟はできているでしょうか?
一緒にこの地獄を、いや楽園のゆく先を見ようじゃありませんか。
とのことで、ぜひお集まりください〜!
# 開催概要
■日時
3月28日(金)
19:30~22:00(19:00開場)
※この日の通常営業は18:00までとします。
■場所
フヅクエ西荻窪
■読む本
阿部智里『亡霊の烏』
※ 本はご用意ください
■料金
1870円(税込み)
※ 2ドリンク付き
※ 別途お食事のオーダーもしていただけます。カレー、サンドイッチやチーズケーキ等、いろいろあります
■定員
10名
■キャンセルについて
お申し出が前日までかつ「そこまでに売切れになっていなかった場合」は返金させていただきます。当日のキャンセルによる返金対応はおこないませんのでご了承ください。
■当日の流れ
「読む本」を読みます。
飲み食いしつつ、ただただ読みます。
途中で疲れたらしばらく他の本に退避したり、外出しての休憩も。
22時で終了のお知らせをします。それまでたっぷりどっぷり読書の時間をお楽しみください。
という感じで、なかなか味わうことのない読書体験になるのではないかと思いますので、ぜひいらしてください~!